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「中央競馬」と「地方競馬」の違い



日本で開催される競馬は、「中央競馬」と「地方競馬」の2つに分かれます。基本的なルールや競走の方法はほとんど変わりませんが、中央競馬と地方競馬の間には細かな違いが存在します。ここでは、その違いについて説明します。

主催者の違い

主催者の違い

JRA(日本中央競馬会)は中央競馬を主催する団体です。全国各地にある10ヵ所の競馬場(函館札幌福島新潟中山東京中京京都阪神小倉)で開催されるレースは、すべてJRAが運営しています。

それに対して、地方競馬を主催するのは、各競馬場がある都道府県や市町村です。例えば関東では、大井(東京)、川崎(神奈川)、船橋(千葉)、浦和(埼玉)の4ヵ所で地方競馬が行なわれていますが、これらを運営するのは各地方自治体で、中央競馬のように一括運営されているわけではありません。ただし、地方競馬全国協会(NAR)という組織によって、全国各地にある地方競馬は連携した運営を実現しています。

開催日時の違い

中央競馬の開催は、基本的に土日のみ(祝日の月曜に開催するケースもあり)です。開催時間は、おおむね午前10時~午後4時30分ごろまでで、1日12レースを行なうのが通常です。

地方競馬は、曜日にかかわらず全国各地で開催されており、ビッグレースはJRAの開催と被らないよう、平日に行なわれることも多いです。1日のレース数は10~12レース程です。競馬場によっては、夕方から夜にかけてナイター競馬を実施しています。

コースの違い

中央競馬が行なわれる競馬場には、芝コースとダートコース(砂主体のもの)が完備されており、内側にダートコース、外側に芝コースが設置されています。

地方競馬では、芝コースを設けている競馬場が盛岡競馬場しかなく、その他の競馬場では、すべてダートコースのみのコース設定です。これは、芝コースの維持費用が高いことや、競馬場の敷地面積が狭いことなどが理由となっています。

敷地面積の違いに関連して、地方競馬のコースは、中央競馬に比べ小回りで、コンパクトな造りになっています。また、コースの幅も狭いのが通常です。

賞金と競走馬のレベルの違い

中央競馬のビッグレースになると、1着賞金が1億円を超えることも多いですが、地方競馬ではそのクラスのレースはなく、そこには大きな賞金格差が存在します。そのため、能力の高い馬は中央競馬に所属するのが一般的な傾向となっています。

ただし、大井競馬出身のハイセイコーや笠松競馬出身のオグリキャップなど、地方競馬からデビューし、のちに中央競馬のG1レースを制した馬もいました。

騎手や調教師の違い

騎手や調教師など、競走馬に携わる人々についても、中央競馬と地方競馬ではその顔ぶれが異なります。これは、免許を交付する団体が「中央競馬=JRA」「地方競馬=NAR」と異なるためです。もし地方競馬の騎手が中央競馬に移籍する場合は、JRAの騎手免許試験を受けなければなりません。

このような形で地方競馬から中央競馬に移籍した初めての騎手として、安藤勝己さんがおり、それ以降は多くのジョッキーが同じ道を辿っています。