ご希望の競馬場情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト競馬場リサーチ

競馬場情報

ヨーロッパとの格差が進む
日本の競馬の問題点



1860年にスタートしてから、日本の競馬は急速な発展を遂げてきました。しかし、同時に様々な問題点を抱えていることも事実です。ここでは日本の競馬の問題点を考えます。

現役引退後の余生

現役引退後の余生

競走馬の余生は、競馬において常に問題となっています。活躍馬ともなれば、引退後に繁殖用として牧場で繋養(けいよう)されますが、それはあくまで一握りであり、活躍できなかった大多数の馬は、その後様々な運命を辿ります。

基本的には、全国の乗馬施設に預けられたり、牧場に引き取られたりしますが、行方が分からなくなる馬が多数いるのも事実です。現役時に活躍した馬でさえ、その後の消息が分からなくなったことも過去にありました。毎年約7,000頭生産される競走馬にどのような余生を用意するかは、競馬における大きな課題です。

動物虐待という考え方

日本に限らず、世界中の競馬において問題視されるのが「動物虐待」の側面です。特にヨーロッパでは動物愛護団体の抗議が激しく、そのため、1レースにおけるムチの使用回数が制限されるなどのルールが設けられています。

なかでも問題として取り上げられるのが障害レースです。例えばイギリスでは、出走馬の半分以上がリタイアする程過酷な障害レース(グランドナショナル)もあり、毎年物議を醸しています。しかし、反面で障害レースはヨーロッパを中心に人気が高く、大きな注目を集めているのも事実であるため、これらのレースは少しずつ形を変えて残り続けています。

日本の芝コースの特殊化

日本の競馬の主体となるのは芝コースです。これは、同じく芝コース主体のヨーロッパ競馬を模範としたためです。しかし、同じ芝コースでも日本とヨーロッパでは大きな違いがあります。

具体的には、ヨーロッパの芝は深く重いのに対し、日本の芝は浅く堅いという特徴があります。そのため、同じ距離のレースでも日本の方が大幅に早いタイムの決着が多く、ヨーロッパの馬が日本に来ると「馬場が堅すぎて馬が適応できない」とコメントされることが多々あります。反対に日本馬がヨーロッパに行くと、重い芝に脚をとられ惨敗することが多く、日本馬の海外遠征では常に「芝適性」が問われます。

このような差が生まれるのには、ヨーロッパと日本の気候や土壌の違いが大きく影響しています。これにより、日本の競馬が「特殊」と言われてしまうこともあります。

また、芝が堅くなり高速化が進むことで、競走馬の故障が増えると見る向きもあります。これを証明するデータや裏づけとなる数値などはありませんが、何人かのトップ騎手も同様の見解を示しています。