ご希望の競馬場情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト競馬場リサーチ

競馬場情報

世界にひとつの大迫力レース!
ばんえい競馬とは



北海道の帯広競馬場で開催されているばんえい競馬は、私たちが普段よく見る競馬とは違った形式で行なわれています。世界でも類を見ないばんえい競馬とは、一体どのようなものでしょうか。

概要

概要

騎手が馬にまたがりゴールまでの速さを競う競馬に対し、ばんえい競馬は騎手が鉄ソリに乗って、馬がその鉄ソリを引っ張る形で競走を行ないます。ソリの重量は、480kg(牝馬は460kg)から最高1tまでとされています。通常の競馬は騎手の体重を含めても馬にかかる負荷は大体50kg台であるため、その違いがよく分かります。

これだけの重量を引っ張るため、当然レースに使われる馬も特殊です。「ばんえい馬」と呼ばれる体重1t近くの馬が主役となり、全長200mのコースで1着を争います。コースは直線ですが、途中2ヵ所に大きな坂が用意されており、ここをどう乗り越えるかが勝敗を分ける大きなポイントになります。

ばんえい競馬は北海道の帯広競馬場のみで行なわれており、世界的に見ても唯一の形式となっています。

歴史

馬たちにソリを引かせて速さを競う競技スタイルは、もともと北海道の農民たちが農耕馬の能力を見るために行なっていたものでした。それが地方競馬として公営化したのが1946年のことです。以来、帯広と旭川、岩見沢、北見の4市が中心となり、ばんえい競馬を主催し、北海道の名物として、全国に知れ渡りました。

しかし、2000年代に入ると他の地方競馬と同様、ばんえい競馬の馬券売上も悪化しました。2007年には帯広市以外の3市が運営から撤退し、帯広競馬場の単独開催となります。

2007年以降はたびたび閉鎖の危機が訪れましたが、そのたびにファンからの署名や懇願により存続されました。ソフトバンクモバイルからの支援や新たな運営会社の設立などで売上回復を図ってきましたが、業績は依然として厳しい状況が続いています。

ばんえい競馬の王者決定戦・ばんえい記念

ばんえい競馬において、もっとも格の高いレースがばんえい記念です。ばんえい競馬は最も重い1tの鉄ソリを引くのが特徴で、レース時間も2~5分とその日のコースコンディションにより大きく変わります。

ばんえい競馬の醍醐味

一般の競馬と違い、ばんえい競馬ではレース中に馬を立ち止まらせて呼吸を整えます。特にコース内に設けられた坂の前では、一度立ち止まり体力を回復してから一気に駆け上がるのが通例です。馬の余力を見ながら騎手がどのようなペースで進ませるか、その判断が勝敗を分ける大きなポイントになります。

もし騎手が馬を立ち止まらせず強引に進ませようとすれば、馬はスタミナをなくし、結果的に他馬から後れを取ってしまいます。もし先頭を走っていてもこの経過を怠ることはできず、その人と馬との駆け引きこそが、ばんえい競馬の最大の魅力です。