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2,000頭を超える競争馬が集まる
「トレーニングセンター」について



中央競馬に所属する競走馬は、普段の調教をトレーニングセンター(通称:トレセン)で行なっています。ここではトレーニングセンターについて紹介します。

トレーニングセンターの概要

トレーニングセンターの概要

JRAに在籍する競走馬用の調教施設がトレーニングセンターです。茨城県稲敷郡美浦村の美浦トレーニングセンターと、滋賀県栗東市の栗東トレーニングセンターの2つがあります。それぞれの敷地には様々な厩舎が居を構えており、現役競走馬を管理・調教しています。美浦・栗東とも2,000頭以上の競走馬が集まっていて、早朝になるとコースで調教する姿が見られます。

日本の競馬では、美浦トレーニングセンターが「関東」、栗東トレーニングセンターが「関西」とされ、所属する馬はそれぞれ「関東馬」「関西馬」と呼ばれます。

調教師や厩務員などのスタッフは、ほとんどがトレーニングセンター周辺に住んでおり、一帯はさながら競馬一色と言えます。

トレーニングセンターの設備

美浦トレーニングセンターも栗東トレーニングセンターも、基本的には同水準の設備を有しています。

調教用のコースは、芝・ダート(砂や土)・ウッドチップ(木くずなどを混ぜた物)・ニューポリトラック(電線の材料などを細かく砕いた物)の4つと、勾配を付けた坂路が設けられています。ほとんどの競走馬はこの5つを使い、レースへ向けて仕上げていきます。

また、競走馬用のプールも作られており、脚部に負担をかけずに心肺機能を高めたり、体重を落としたりする際に活用されます。

美浦と栗東の格差・違い

1990年代以降、美浦と栗東に所属する馬たちの間には、明確な成績の差が表れてきました。栗東所属の「関西馬」が軒並みビッグレースを勝つようになったのです。この状況は「西高東低」と表現されています。

西高東低の原因として、もっとも頻繁に挙げられるのは「坂路(はんろ)」の問題です。栗東トレーニングセンターは1985年に坂路コースを設置したのに対し、美浦トレーニングセンターに坂路ができたのは1993年のことです。つまり、ひと足早く坂路調教のノウハウを確立した栗東トレーニングセンターから、数多くの活躍馬が出たと考えられます。

また、現在は美浦でも坂路を使った調教が確立されていますが、一度できてしまった西高東低のイメージは根強く、素質のある馬は関西の厩舎に預けられることが非常に多くなりました。これが、現在まで西高東低が続いている原因でもあります。

私設のトレーニングセンター

近年では、大きな馬主法人や牧場がトレーニング施設を所有することも多くなりました。そのため、基本的には私設のトレーニング施設で調教を積みます。レース直前の調整のみJRAのトレーニングセンターで行なうケースも増えてきています。