ご希望の競馬場情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト競馬場リサーチ

競馬場情報

騎乗フォームの改造に取り組むことも…
騎手の練習



騎手は、馬に乗ることが仕事です。彼らは日々どのような練習をしているのでしょうか。騎手の練習内容について、主なものを紹介します。

騎乗フォームのチェック

騎乗フォームのチェック

騎乗フォームは騎手にとって生命線となります。腰を浮かし、前傾姿勢で馬にまたがる騎乗フォームは「モンキー乗り」と呼ばれており、多くの騎手が似たスタイルで乗っています。しかし細かく見ると、そのフォームは一人ひとり異なります。

騎乗フォームのポイントとなるのは、重心の位置やアクションが激しくなったときの体の挙動・ブレなどです。これらが適切でないと、馬に負担がかかり成績が悪くなるため、騎手は、「木馬」と呼ばれる馬の模型などを使いながら、鏡で自分の騎乗フォームをチェックしています。

なお、ラストスパートでムチを打つ場面でも、上体を動かさないフォームもあれば激しく上下運動するフォームもあります。騎手の中には、ある時期からフォーム改造に取り組むケースも見受けられます。

調教時の騎乗

競走馬は、レースのない日もトレーニングセンターなどのコースで調教を行ないます。その際、騎手が自分のお手馬(コンビを組んでいる馬)にまたがり、騎乗馬のクセや性格をつかんだり、呼吸を合わせたりもします。また、レース直前の調教には騎手自らが騎乗する場合がほとんどです。

騎手にとっては、自分の騎乗馬の感触を調教で確かめておくことも、練習のひとつと言えます。

基礎体力・筋力トレーニング

レースでは、騎手は腰を浮かせて前傾姿勢で騎乗する状態を、短くて1分、長くて3分以上キープするのですから、一定以上の体力と筋力が必要になります。

また、馬に気合いを入れてスピードアップを促す際も、騎手は腕を大きく動かし、体全体で首を押すようなアクションで馬を勢いづけます。これらを行なうためには、腕力や腹筋・背筋、下半身などを鍛える必要があります。

筋力が衰えてくると、馬との呼吸も合いにくくなってきます。騎手の力強さや、騎乗フォームにおける重心の位置が、馬の走りや心理に影響を与えるためです。その馬にフィットする騎乗フォームや動作は1頭1頭異なるため、それらに柔軟に対応できるようトレーニングしています。

なお、レースでは各馬の負担重量(騎手の体重と鞍などの馬具をすべて合わせた重さ)が決まっており、それを超えた場合は失格となります。そのため騎手は、レースに向けて、おおむね40kg台後半から50kg台前半の体重をキープしなければなりません。筋力を付けるにも、体重と調整しながら進めることが必須です。