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競走馬の調教師になるには



調教師の主な仕事は、競走馬を育て、管理していくことにあります。競馬界の中でも人気の高い仕事ですが、調教師になる方法はまだあまり知られていません。ここでは調教師になる方法を紹介します。

調教師免許試験

調教師免許試験

調教師になるには、調教師免許試験に合格することが必須です。調教師免許試験は、JRA地方競馬で異なり、JRAの調教師になるにはJRAの試験を、地方競馬の調教師になるには地方競馬全国協会のものを受けなければなりません。JRAに関しては、28歳以上であることが受験者の条件となります。

試験の概要

試験は第二次まで設けられており、第一次では筆記試験と身体検査を、第一次合格者による第二次では口頭試験と人物考査を行ないます。どちらの試験でも問われるのは、競馬法規や調教に関する知識、馬学、衛生学、飼養管理に関する知識などです。また、調教師は「厩舎」というチーム体制を組んで、厩務員や調教助手、騎手などのスタッフを雇用する立場でもあるため、労働関係基本法規に関する知識も問われます。

例年、第一次試験は9月、第二次試験は11月に実施されており、12月に合格者が発表されます。

合格難易度

調教師試験の競争率は高く、合格するのは極めて難しい試験として知られています。例えば2012年は、受験者113人に対して、合格者は5名でした。例年このような状況であり、倍率は20倍を超える年が多くなっています。中には、調教師免許試験を14回受けて合格したJRA調教師、矢作芳人さんの例などもある程です。

合格者数をここまで絞るのは、優秀な人材のみ採用するという考えだけでなく、施設の問題があります。JRA調教師が厩舎を構える美浦と栗東のトレーニングセンターでは、当然ながら馬を入れておく馬房の数に限りがあります。そのため、調教師免許試験に合格しても、馬房に空きがないため開業できないという事態も起きています。このようなことも、合格者を絞る理由に挙げられます。

調教師免許試験を受けるまでのモデルケース

調教師免許試験を受ける人のほとんどは、JRAや地方競馬、あるいは牧場などの厩務員・調教助手などです。そのため、将来調教師を目指す人の多くは、これらの職に就くために、JRA競馬学校の厩務員課程などに入学します。

その他、騎手が引退を機に、調教師免許試験を受け、転身を図るケースも多数見られます。2002年までは、通算1,000勝以上を挙げ、JRAでの就業期間が20年以上の騎手には、一次の筆記試験を免除するという規定がありました。しかし近年は特定の厩舎に所属しないフリーランスの騎手が増えたことから、全体の勝ち星が伸びる傾向にあるため、規定は撤廃されています。