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競馬レースのご紹介(7)
ヴィクトリアマイルについて



ヴィクトリアマイルは、4歳以上の牝馬が、上半期の女王をかけて戦うG1レースです。名牝たちが駆け抜けたこのG1について紹介します。

レースの概要

レースの概要

5月に東京競馬場で行なわれるG1で、距離は芝1,600mです。競走馬の出走資格は古馬(4歳以上)の牝馬限定で、11月に施行されるエリザベス女王杯(芝2,200m)と合わせて、世代を超えた牝馬の頂点を決める戦いとなっています。なお、ヴィクトリアマイルの前週には東京競馬場でG1のNHKマイルカップ(芝1,600m)が開催されるため、同距離のG1が2週続くことになります。

レースの歴史は浅く、第1回の開催は2006年です。それまでは古馬の牝馬限定G1がエリザベス女王杯しかなく、短距離を得意とする古馬牝馬は牡馬に混じって戦うしかなかったため、「マイル」と呼ばれる1,600mの距離で新たにG1が作られました。

距離適性のかね合い

一般的に、牝馬は牡馬に比べ総合力で劣るとされています。そのため、マイルより長い距離が得意な古馬牝馬たちも、牡馬との混合G1には向かわず、ヴィクトリアマイルに参戦するケースが増えています。このことから、ヴィクトリアマイルでは「長距離馬がマイルでどんなパフォーマンスを見せるか」という観点が、レースを左右するポイントとして重要です。

名勝負を振り返る

ヴィクトリアマイルの歴史の中から、主な勝ち馬をピックアップします。

ダンスインザムード(2006年)
記念すべき第1回の開催となった2006年のヴィクトリアマイルです。2年前の桜花賞を無敗で圧勝し、超大物と騒がれたダンスインザムードは、その後大きなスランプを経験します。このレースまでほぼ2年間勝ち星から遠ざかっていました。

しかし、同馬は昨秋から徐々に調子を取り戻しており、ヴィクトリアマイルでは2番人気でした。レースでは終始インコースを回るロスのない展開から、直線では堂々と抜け出す盤石の競馬を見せます。天才少女とうたわれた馬が、2年ぶりに勝利を手にしたのでした。

ウオッカ(2009年)
当時、牡馬との混合G1でも勝ち星を挙げていたのがウオッカでした。その女傑が圧倒的なパフォーマンスを披露したのが、2009年のヴィクトリアマイルです。

武豊さんが騎乗したウオッカは、直線に向くと他馬を引き離して独走態勢に入ります。ゴールしたときには、2着との差が7馬身にまで広がっていました。

ウオッカは前年のヴィクトリアマイルでまさかの不覚を取り2着に敗れていました。その雪辱を果たした勝負が2009年の同レースでした。

アパパネ(2011年)
ヴィクトリアマイルの歴史の中でも、特に激しい戦いとなったのが2011年です。レースの主役は、前年に牝馬三冠を達成した4歳牝馬のアパパネと、1歳上で牡馬相手に強さを見せていた5歳牝馬ブエナビスタです。直線でアパパネが先に抜け出すと、その後ろを追走してきたブエナビスタは猛然と追い上げ、最後は2頭が馬体を並べる形になります。懸命に迫ったブエナビスタですが、わずかクビ差だけアパパネがしのいで勝利します。牝馬2頭の、歴史に残るデッドヒートでした。