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競馬レースのご紹介(8)
優駿牝馬(オークス)について



優駿牝馬(オークス)は、3歳牝馬の頂点を決める戦いとして知られるG1レースです。牝馬版の「日本ダービー」であるこの戦いについて説明します。

なお、正式名称は「優駿牝馬」ですが、一般的には「オークス」と呼ばれるため、以降はレース名を「オークス」と表記します。

レースの概要

レースの概要

オークスは東京競馬場の芝2,400mで実施されるG1で、3歳牝馬のみが出走できます。5月に施行され、4月の桜花賞、10月の秋華賞と合わせた「牝馬三冠」のひとつです。

モデルとなったのはイギリスのオークスで、施行時期や距離などは同レースとほぼ共通です。また、桜花賞が「桜の舞台」「桜の女王」と形容されるのに対し、オークスは「樫の舞台」「樫の女王」と言われます。

上位入選馬にはオークスの優先出走権が与えられるトライアルレースも事前に設けられており、フローラステークスやスイートピーステークスがそれに当たります。また、桜花賞4着以内の馬にも優先出走権が付与されます。

過酷な距離設定

身体的にも精神的にもまだ成熟していない3歳春の競走馬、しかも牝馬となると、2,400mの長距離は極めて過酷と言えます。それを乗り越えるためのスタミナが勝敗を分ける大きなポイントになります。

牡馬は皐月賞(2,000m)に出場後、日本ダービー(2,400m)へ出場することが多いですが、400mの距離延長にとどまります。一方、牝馬は桜花賞の1,600mからオークスの2,400mと、その差は800mに広がります。桜花賞から直接参戦する組にとってはこの800mが大きな課題であり、馬券を買うファンにとっても予想のカギとなります。

過去には、「オークスで勝った馬は消耗が残り、その後活躍できない」「オークス馬はそのときの消耗により、母になっても良い子を残せない」と言われる程でした。

ただし、各馬が距離延長を過剰に意識しスローペースになることで、それ程スタミナを問われないケースもあります。

また、以前は桜花賞で勝つのはスピード馬、オークスで勝つのはスタミナ馬という傾向でしたが、2007年以降は、桜花賞とオークスで上位を占める馬がそれ程変わらないケースも増えています。これは、桜花賞の舞台である阪神競馬場が改修され、坂が設けられるなど、スタミナが問われるコースに生まれ変わったためと言われています。実際、2007年以降は、ブエナビスタ、アパパネ、ジェンティルドンナなど、桜花賞とオークスを連勝する馬が多数出ています。

史上初のG1同着

2010年のオークスでは、日本競馬史に残る珍しい出来事が起こりました。直線でピッタリと馬体を並べたアパパネとサンテミリオンは、互いに譲らないままゴールへ向かったのです。このとき行なわれた長い写真判定の結果は、「1着同着」でした。競馬では数センチの差でも順位を付けるため、同着は非常に珍しい出来事と言えます。それをG1の舞台で、しかも1着同着という異例の結果にファンは驚きました。これは、JRAのG1において、史上初となる出来事でした。