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競馬レースのご紹介(13)秋華賞について



秋華賞は、毎年10月に行なわれるレースです。3歳牝馬の最終決戦として定着したこのレースを紹介します。

レースの概要

レースの概要

1996年に新たに創設されたのが秋華賞です。それまで3歳牝馬にとっての三冠レースは、桜花賞、オークス、エリザベス女王杯の3つでした。しかし1996年、4歳以上の牝馬が出走できるG1を作るという目的から、エリザベス女王杯の出走資格はそれまでの3歳牝馬限定ではなく、3歳以上の牝馬に変更されました。それに伴い、新たに3歳牝馬の三冠最終戦として作られたのが秋華賞です。

施行時期は10月中旬で、距離は芝2,000mであり、京都競馬場の内回りコースを使って行なわれます。

9月には、秋華賞の優先出走権をかけたトライアルレースを施行します。紫苑ステークスとローズステークスで上位入着した馬には、出走権が与えられます。

コースの特徴

京都競馬場の内回り芝2,000mは、小回りで直線が短く、ゴール前も坂がないのが特徴です。そのため、先行馬はバテにくく、後方から追い込む馬には不利なコースと言えます。

これらの理由から、秋華賞は先行馬や早めに抜け出す馬が基本的に有利とされています。ただし、先行有利の意識が強くなり過ぎて、騎手の仕掛けが早くなると、一転してハイペースが生まれます。こうなると後方から追い込む馬に逆転の目が出てきます。

大波乱の系譜

秋華賞は前述したコース形態などの理由から、数あるG1の中でも「荒れるレース」として知られています。その大波乱の歴史を振り返ります。

ブゼンキャンドル(1999年)
「京都内回りは先行有利」という意識が過剰に働いたために、大波乱が生まれたのが1999年のことでした。1,000m通過タイムが58.4秒というハイペースが発生し、先行していた人気馬はことごとく脱落します。道中は後方からゆったり進んでいた12番人気のブゼンキャンドルが直線で他馬をかわし1着でゴールします。2着に入った馬も、最後方に構えていたクロックワークであり、10番人気でした。
ティコティコタック(2000年)
1999年とは対照的に、秋華賞らしい大波乱となったのが2000年のレースです。道中は先頭集団に付けた10番人気のティコティコタックが、直線で抜け出し快勝します。2着にも、終始先頭でレースを進めた7番人気のヤマカツスズランが入り、「先行馬有利」の典型と言える結末になりました。前年と合わせて、秋華賞の難しさを痛感する結果となりました。
ブラックエンブレム(2008年)

ブラックエンブレムは、春に行なわれた桜花賞とオークスでは、有力馬の1頭に挙げられていました。オークスでは4着に入るなど実力の高さを見せていましたが、秋初戦で15着と大敗したために、秋華賞では11番人気の低評価になります。しかし、レースではインコースから抜け出し快勝し、見事にG1タイトルを戴冠します。

2着は8番人気のムードインディゴ、3着には16番人気のプロヴィナージュが入り、G1史上でも類を見ない大波乱となりました。