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競馬レースのご紹介(14)菊花賞について



菊花賞は、三冠レースの最終戦として行なわれるレースです。3,000mという長丁場で争われるこのレースを紹介します。

レースの概要

レースの概要

10月に京都競馬場で開催されるG1です。3歳馬限定戦で、芝3,000mを舞台に戦います。

皐月賞、日本ダービーに続く三冠の最終戦であり、3歳馬にとってはほとんどが初めての3,000m戦です。そのため、3,000mを乗り切るスタミナと、長丁場のゆったりしたペースに耐えられる精神力が必要になります。

また、三冠レースの中で「もっとも強い馬が勝つ」と言われるのが菊花賞です。3,000mのスタミナ戦はごまかしの利かない勝負になることから、このような格言が生まれました。

9月には、上位入着馬に菊花賞の優先出走権が与えられるトライアルレースを実施します。セントライト記念と神戸新聞杯がそれにあたります。

コースの特徴

京都競馬場は、最後の直線こそ平坦なものの、3コーナーに4m近い大きな起伏があります。その場所柄「淀」と呼ばれている京都競馬場では、この起伏を指した「淀の坂越え」が名物となっています。

「淀の坂」をどう乗り越えるか、それが特に重要となるのが菊花賞と言えます。菊花賞のスタート地点は、坂の手前となる3コーナー手前であるため、そこからゴールまで約1周半の間に、2度の坂越えをしなければなりません。

当然、坂の上りは馬のスタミナを消耗させますが、それ以上に気を付けなければならないのが坂の下りです。特に1回目の坂越えでは、坂の下りで勢いが付きすぎると、馬が過剰に走りたがってしまいます。こうなると道中で力んでしまうため、スタミナが持ちません。「坂の下り」をどう乗り切るかは、菊花賞を制する大きなポイントと言えます。

レース傾向の変化

かつて菊花賞は「強い馬が勝つ」と言われていました。実際、三冠レースの勝者の中で、次の年も活躍した馬の多くは菊花賞を勝っていました。しかし、この傾向は徐々に変わっています。菊花賞で勝った馬がその後活躍できないケースが増えてきていますが、この理由は2つ考えられます。

まずは、3,000mという距離の価値が落ちてきたことが挙げられます。競馬では長距離にあたる3,000mの菊花賞よりも、同時期に行なわれている芝2,000mの天皇賞・秋に価値を感じる陣営が増えたのです。その結果、3歳の有力馬が菊花賞に出ないことが多くなり、レースレベル自体が低下しました。これが菊花賞の勝ち馬がそれ以降は活躍できないことにつながっています。

また、レースのレベルが下がると、わずかな展開の差で勝者が決まることもしばしばあります。そのような場合の勝ち馬は、ある意味「恵まれて勝った」とも言え、必ずしも実力が抜きん出ている訳ではないケースがあります。そのため、そのあとのレースでは苦戦することがあり得ます。

これらが、菊花賞のレース傾向を変化させている要因と言えます。