ご希望の競馬場情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト競馬場リサーチ

競馬場情報

競馬レースのご紹介(15)
エリザベス女王杯について



エリザベス女王杯は、3歳以上の牝馬が「女王」の座をかけて戦うG1レースです。世代を超えた牝馬の戦いが繰り広げられるこのレースを紹介します。

レースの概要

レースの概要

もとは3歳牝馬限定のG1で、桜花賞、オークスに続く、牝馬三冠の最終戦に位置付けられていました。

しかし1996年、エリザベス女王杯は4歳以上の牝馬にも開放されており、3歳を含めた多世代の牝馬が頂点を競う舞台へと生まれ変わりました。その変更に際し、3歳牝馬の三冠最終戦は、秋華賞へと移りました。

エリザベス女王杯の施行時期は11月中旬です。距離は芝2,200mで、京都競馬場が舞台となります。

外国馬の出走が多いレースで、過去参戦した馬には、2010年、2011年と連覇したイギリスのスノーフェアリーなどがいます。

3歳と古馬の直接対決

牝馬の三冠戦を戦ってきた3歳牝馬と、「古馬」と呼ばれる4歳以上の牝馬が初めてぶつかるのがエリザベス女王杯です。負担重量は3歳が54kg、4歳以上が56kgと、2kgの斤量差が設けられています。

過去の成績を見てみると、3歳馬は多くの年で勝利を収めています。なかでも2002年のファインモーションや、2007年のダイワスカーレットなどは、1番人気に応える堂々の勝利を上げます。

名勝負の歴史

トップクラスの牝馬たちが見せてきた名勝負を、以下に紹介します。

トゥザヴィクトリー(2001年)

トゥザヴィクトリーは、デビューから、逃げ・先行のレーススタイルで実績を積み上げてきた競走馬です。しかし2001年のエリザベス女王杯では、スタート後、馬群の後方に待機します。このとき、同馬に騎乗していたのは武豊さんでした。トゥザヴィクトリーは初めてのスタイルに戸惑うことなく、直線で猛然と追い上げます。

ゴール前では5頭が並ぶ大接戦を繰り広げますが、その中で1着を勝ちとったのはトゥザヴィクトリーであり、名手の技術が光った一戦でした。

クィーンスプマンテ(2009年)

同レースで断然の1番人気ブエナビスタが後方でじっくり構える中、レースを先導したのは11番人気のクィーンスプマンテです。そのすぐ後ろを12番人気のテイエムプリキュアが着き、2頭で後続をどんどん引き離していきます。

2頭は実力を軽視されていたため、大きなリードができても他馬のジョッキーたちは警戒しませんでした。そしてそのリードは縮まらないまま直線へ向かいます。ブエナビスタは途中から懸命に2頭を追いかけますが、時すでに遅しという状況でした。クィーンスプマンテとテイエムプリキュアがそのままゴールへと飛び込み、大波乱となったのです。

スノーフェアリー(2010年)

スノーフェアリーは、ヨーロッパのトップ牝馬として、鳴り物入りでエリザベス女王杯に参戦したイギリスの競走馬です。日本で初めてのレースということもあり、当日は4番人気の評価でレースを迎えます。

直線までは静かに構えていたスノーフェアリーですが、いざムチが入るとその伸びは圧巻でした。日本の強豪牝馬を一瞬で突き放し、0.7秒差の圧勝を飾っていました。

さらに翌年もエリザベス女王杯に参戦し、ここでもレベルの違う走りを見せて連覇を達成します。