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競馬レースのご紹介(20)
朝日杯フューチュリティステークスについて



朝日杯フューチュリティステークスは、次世代を担う若駒たちが集うG1です。多くの名馬が辿ったこのレースを紹介します。

レースの概要

レースの概要

日本における競走馬のデビューは2歳夏以降です。そこから翌年の三冠レース(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)を目指すのですが、その過程の中でまず「2歳馬のチャンピオンを決める戦い」として実施されるのが朝日杯フューチュリティステークスです。翌年のクラシックへ向けて、将来有望な2歳馬が集うレースです。

レースの施行時期は12月で、中山競馬場の芝1,600mが舞台です。前週に行なわれる2歳牝馬の阪神ジュベナイルフィリーズとともに、牡牝の2歳チャンピオンが決められていきます。

ただし近年では、翌年の三冠レースを展望する有力馬たちが、ほぼ同時期に行なわれるラジオNIKKEI杯2歳ステークスに向かう傾向も見られ、2歳チャンピオン決定戦の形骸化も指摘されています。これは、翌年の三冠レースを目指す上で、1,600mの短距離を走るよりも、2,000mのラジオNIKKEI杯2歳ステークスを使う方が将来につながると考えられているためです。

なお、以前は競走馬の年齢表記が数え年だったため、「朝日杯3歳ステークス」として実施されていましたが、その後、満年齢表記となった2001年より現在の名称に代わっています。

コースの特徴

中山競馬場の芝1,600mは、日本の競馬場の中でも屈指の変則コースです。スタートからゴールまで緩やかな三角形を一周するようなコース設計になっており、レースの運び方が結果に大きく影響します。

もっとも重要とされるのがスタート時の枠順です。外側の枠に入った馬は、スタートからしばらくしてタイトなカーブを迎えるため、内側の馬に対して大きな後れを取ってしまいます。この不利は非常に大きく影響します。毎年、朝日杯フューチュリティステークスの前に行なわれる枠順抽選(スタート枠を抽選で決めること)では、「何とか内枠に入りたい」という陣営の声が聞こえてきます。

スターが駆け抜けた歴史

朝日杯フューチュリティステークス(朝日杯3歳ステークス)では、のちに競馬界の中心となるスターが数多く出走しました。以下では2頭を紹介します。

ミホノブルボン(1991年)

ミホノブルボンは、デビューから高い能力を見せ2連勝を飾りました。1991年の朝日杯3歳ステークスを1番人気で迎えると、道中は2番手を進み、直線ではヤマニンミラクルをわずかに退け勝利します。

この勝利ののち、ミホノブルボンは連勝街道をまい進します。そして、無敗のまま皐月賞と日本ダービーを制覇しました。

グラスワンダー(1997年)
グラスワンダーは、3戦無敗で、それもすべて圧勝で2歳チャンピオン決定戦に駒を進めた競走馬です。ハイペースで流れた展開にも動じず、いとも簡単にG1タイトルを手にします。レース直後、電光掲示板に映し出されたタイムは1分33秒6と、当時のレコードを叩き出したその走りは、過去の名馬マルゼンスキーの再来と評価されました。