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競馬場情報

競馬場のご紹介(8)京都競馬場について



京都競馬場は、関西の主要競馬場として定着する競馬場です。コースの特徴や、行なわれるレースなど、京都競馬場にまつわる様々な項目を紹介します。

概要

概要

京都府京都市にあるJRAの競馬場で、中山東京阪神を含めた主要四場のひとつです。アクセスは、京阪電鉄の淀駅から徒歩2分が最寄りで、JR山崎駅からも直通バス(所要時間約20分)が出ています。その立地から、京都競馬場を指して「淀」と呼ぶことも多く、今までに様々なドラマが生まれています。

芝コースは内回りと外回りがあり、一周距離はそれぞれ1,783mと1,894mです。直線はそれぞれ328mと404mとなっています。内回りと外回りではレースの質も異なっており、最後の直線が大幅に短くなる内周りでは、4コーナーでのポジション取りが前になる程有利な傾向にあります。なお、ダートコースは一周距離1,608m、直線距離329mのレイアウトとなっています。

3コーナー地点には、芝外回りで約4mのアップダウンがあり、ここをどう越えるかは、京都競馬場のレースで極めて重要です。このアップダウンは「淀の坂」と呼ばれます。

さらに、JRAの競馬場の中で、芝コースが特に高速なことでも有名です。なかでも芝状態が絶好となる春先は、レコードタイムが出ることも多々あり、スピードレースへの対応が勝負のファクターとなります。

主要レース

京都競馬場は、様々な時期に多くのビッグレースが開催されています。京都競馬場で行なわれる主なレースは以下の通りです。

天皇賞・春(芝3,200m)

京都競馬場では、「盾」と呼ばれる天皇賞の春開催が行なわれています。国内のG1では最長となる3,200mで争われ、4歳以上の「古馬」たちが雌雄を決します。バックストレッチからのスタートで、約1周半でゴールするため、淀の坂を2度越える形となります。

古くから実力馬たちの真っ向勝負が見られる舞台として定着していましたが、近年は3,000m超の長距離を得意とする馬が減少しました。有力馬が天皇賞・春を回避することも珍しくありません。

菊花賞(芝3,000m)
菊花賞は、3歳馬の三冠最終戦として施行されます。こちらも天皇賞・春と同様、約1周半での戦いとなるため、坂越えを2度しなければなりません。しかも天皇賞・春とは違い、長距離戦の経験が少ない3歳馬のレースです。うまく坂越えをできず、力を発揮できなかった馬も数多くいます。

坂越えの難しさ

坂越えは、上りよりも下りが難しいとされます。もちろん上りは体力が消耗されますが、下りは勢いが付くことで馬の走る気が高まり過ぎ、力みにつながります。特に上述の長距離G1では、一度力んでしまうと致命的で、ゴールまでスタミナが持ちません。そのため、「坂の下りをいかにゆっくり走るか」が、馬と騎手にとっての大きなテーマになります。