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競馬用語集(あ行)



競馬に関する用語(あ行)をご紹介します。

アーニング・インデックス

アーニング・インデックス(アーニング・インデックス)

競走馬の父親(種牡馬)の成績を示す指数のひとつ。「EI」「AEI」と表記されることもある。数値が大きい程「この種牡馬の産駒(子ども)は優秀」であること推測できる。算式は、全体の出走馬1頭あたりの収得賞金額の平均値を1.00として、その種牡馬の産駒に限定した場合の収得賞金額の平均との比率で表現される。「アーニング・インデックス1.00」と表記されていれば平均値と同じであることを示し、数値が大きくなる程優秀な種牡馬として判断できる。なお、優秀な種牡馬であればアーニング・インデックスが4.00を超えた例がある。これに関連した言葉で「リーディング・サイヤー」がある。リーディング・サイヤーは、産駒の総獲得賞金額で決められる順位だが、産駒の頭数が多ければ多い程有利となる。産駒の合計で数値を求めるリーディング・サイヤーと、産駒の平均で数値を求めるアーニング・インデックスは比較して参照したいデータのひとつである。

あおる

あおる(アオル)

レース展開を解説する際に使われる言葉。競馬用語としてはスタート時に使われる場合が多いが、レースの最中に使われることもある。スタート時に使われる場合は、ゲート内で立ち上がった際にスタートのタイミングを迎えてしまうか、ゲートが開いた瞬間に前脚を上げて走りだしてしまうことを指す。勢い良く走りだしているように見えるが、実際にはスタートが遅れてしまう。レースに慣れていない新馬戦などで見かけることが多い。レースの成績表の通過順に「アオル」と書かれている場合は、スタート時に不利な発走をしてしまったことを示す。また、レースの最中に使われる場合は、自動車と同様「煽る」の表現となる。前方を走る馬に対し後続の馬がせっつくように走ることで、前方を走る馬のペースが速まることを「あおる」と呼ぶことがある。

上がり

上がり(アガリ)

レースや調教時に使われる言葉で、終盤を「上がり」と呼ぶ。なお序盤は「テン」、中盤は「なか」と呼ぶ。単に「上がり○秒」と表現される場合は、レース最後600m(3マイル)のタイムを示しており、いわゆる「末脚」の速さのバロメーターになる。また、半マイル(4マイル)と3マイルを合わせて表現する場合もあり、「上がり50-36」の場合は半マイルが50秒、3マイルが36秒だったことを示す。レース展開を予想するために重要なデータのひとつであり、この「上がりタイム」の速い馬がいる場合、レース後半に順位が大きく変動することが予想できる。なお、よく似た表現で「上がり馬」とされる場合は、ここ数戦のレースで徐々に調子が上がってきている馬のことを指す。

脚色

脚色(アシイロ)

競走馬が走っている勢いや様子を示す言葉。競走馬の走り具合を表現する言葉として「脚色が良い」「脚色が悪い」「脚色一杯」などが使われている。「脚色が良い」の場合はまだ余裕がある状態を示し、「脚色が悪い」の場合は逆の状態となる。また、「脚色一杯」はバテてしまい限界になっている様子を示す。なお、同様に「脚」を使った表現として「脚を余す」や「脚がある」などと言われることもある。「脚を余す」は全力を使いきらずにレースで負けてしまうことを指し、「脚がある」は競走馬に能力があることを指し、例えばレース後半でスピードを上げられる場合は「末脚がある」「差し脚がある」と言われる。競走馬、及び競馬の世界では「脚」は能力そのものを示すことが多い。

汗取り

汗取り(アセトリ)

競走馬と騎手の両方に用いられる言葉だが、どちらも汗をかき減量をするといった、人間でいうダイエットと同様の意味で使われる。競走馬に使われる場合は、毛布やビニールなどを馬に身に付けたまま鞍を置いて調教を行ない、汗をかかせやすい状態にして汗と一緒に余計な脂肪を落とすことを示す。対象となる部位は主に首、背、腰の脂肪。特に太りやすい体質の競走馬や、休養明けで脂肪が乗ってしまった競走馬に必要な作業である。騎手に使われる場合は、そのままダイエットと同様の意味となる。調整ルーム内にあるサウナ風呂などで発汗し、体重の軽量化を目指す。スピードとスタミナを競う競走馬にとっては、単に体重が軽ければ良いということはなく、絶妙なバランスを見極めてベストコンディションでレース当日を迎えられるように調整する必要がある。

当て馬

当て馬(アテウマ)

競走馬の繁殖の際に、牝馬の発情の様子を図ったり、促したりする場合に近づける牡馬のことを指す言葉。「試情馬(しじょうば)」とも呼ばれる。基本的に当て馬自身は交配できず、発情の様子が確認できたら引き離されてしまうが、当て馬のストレスを軽減するために交配することが稀にある。サラブレッドの生産牧場には、当て馬専用の馬が飼われている。なお、サラブレッド牝馬相手であっても、当て馬として道産子や中間種の牡馬を使うこともある。また、そのシーズンに種付けの予定がないサラブレッド種牡馬を当て馬として使うケースもある。一般的な用語として、相手の出方を窺う偵察のような人員や、相見積もりを「当て馬」と呼び、憤慨のセリフとして「当て馬に使われた」などと使われるのは、この競馬用語が語源である。

穴馬

穴馬(アナウマ)

本来は、勝馬投票券のオッズが高い馬、つまり人気がない馬のことを指す言葉。単に「穴」と呼ばれることもある。人気のない馬が勝利し、配当の高い結果になった場合に「穴が出た」と表現する。また、人気の馬に勝つ可能性がある中堅馬のことを「穴馬」と呼ぶこともあり、単純に人気だけで穴馬か否かを判断することは難しい。同様に「穴」を用いた言葉として「穴人気」というものがある。これは、実力以上の評価(名前の縁起が良いなど)により、予想以上に馬券が売れた馬のことを指す。勝馬投票券の購入スタイルのひとつとして、穴馬を狙って購入する人を「穴党」と呼び、逆の場合は「本命党」と呼ぶ。穴党は、ローリスク・ハイリターンだという説もあるが、当然ながら強運が必要となる。

鐙(アブミ)

競走馬が身に付ける馬具の一種で、騎手が足を乗せて体を安定させるために使う馬具のこと。左右一対を鐙革(あぶみがわ)で吊り下げて競走馬に装着する。足全体を入れるのではなく、つま先を乗せるようにして使うのが一般的。古くは木製や革製のものが用いられたが、現代では金属製やプラスチック製のものが主流。乗馬や馬術と比較して、競馬で用いられる鐙は高い位置に装着される。これは、騎手の姿勢が前傾姿勢(「モンキー乗り」と呼ばれる)になるように配慮されたもの。レース中に外れてしまった場合は、走りながら騎手が足だけで再び固定することが難しいため着順は厳しいものになる。なお、鐙に足を乗せることを「鐙を踏む」、足を下ろすことを「鐙を外す」と呼ぶ。

アラブ

アラブ(アラブ)

競走馬に関連した馬の品種のひとつで「アラブ種」とも呼ばれる。サラブレッドのもとになった品種。サラブレッドと比較して小柄で華奢であり、体力や生命力が高い反面、走るスピードはサラブレッドに劣る。元々は軍用馬として開発されたとされる。アラビア半島が原産とされる説が有力で、血統管理が古い時代から行なわれ、馬の品種の中ではいち早く確立した。その後、このアラブ種がイギリスなどに渡り、交配を繰り返してサラブレッドという品種が誕生したため、サラブレッドの血統を遡ると必ずアラブ種に到達する。なお、馬の品種で「アア」と表記されるものは「アングロアラブ」を示し、アラブ種とサラブレッド種を掛け合わせた血統であることを示す。サラブレッドのスピードとアラブの体力を両立させる目的で交配される。

アルファルファ

アルファルファ(アルファルファ)

馬の飼料として用いられる牧草の一種。粗タンパク質を多く含み、乾燥重量あたりの栄養価が高いことから競走馬の生育に重要だとされ「牧草の王様」とも呼ばれる。別名として「ムラサキウマゴヤシ(紫馬肥やし)」「ルーサン」とも呼ばれる。マメ科ウマゴヤシ属の多年草。原産は中央アジア地域で、品種によっては寒地や暖地でも生産できるが、酸性の土壌では生産しにくい。明治時代に日本へ導入されたが、野生化している一部を除き日本での生産は定着していない。馬以外にも牛など他の家畜にも与えられるが、牛はあまりアルファルファを好まない。スプラウト(人為的に発芽した状態)で人間用のサラダに使われることも多く、1980年代には健康食品として広く知られるようになった。

併せ馬

併せ馬(アワセウマ)

調教時に使われる言葉で、2頭以上の馬を並走させることを「併せ馬」または「並走」と呼ぶ。これに関連して1頭だけで走らせる場合は「単走」と呼ぶ。本番のレースに近い環境で走らせることで競走馬の闘争本能を煽り、単走よりも速いスピードが出やすくなる。長く休養していた競走馬の、闘争心を再燃させる目的でも併せ馬による調教が行なわれる他、他の馬と競争することに不慣れな若い馬を慣れさせる目的でも、併せ馬による調教が行なわれる。なお一般的には、能力が優れた競走馬や、調子の良い競走馬がコースの外側を走ることが多い。併せ馬で並走する馬すべてが全力で走るとは限らず、調教の狙いによって、それぞれ走るペースをコントロールして行なう。

アングロアラブ

アングロアラブ(アングロアラブ)

サラブレッド種とアラブ種の交配により生まれた交血種を指す言葉。「アア」とも表記される。口頭では、アングロアラブを単に「アラブ」と混同して表現することもある。フランスで生産が確立した馬の一種で、軍用馬として誕生した。日本とフランスでは、アングロアラブが競走馬に使われることがあり、日本の競馬会においてはアラブ種の血量が25%以上である品種を「アングロアラブ」として認めている。25%に満たない場合は「サラブレッド種」として扱われる。アラブ血量を偽って登録されたアングロアラブを、俗称として「テンプラ」と呼ぶ。サラブレッド種の血量が多い程スピードの速い馬が誕生しやすいため、アングロアラブ種限定のレースに「テンプラ」の馬を走らせることで、賞金を獲得しやすくする狙い。

鞍上

鞍上(アンジョウ)

「あんじょう」または「くらうえ」と読む。鞍の上と書くことから分かるように、騎手(ジョッキー)のことを指す言葉。同様に騎手のことを指す言葉で「屋根(やね)」もある。競馬中継などで使われることが多く、「鞍上は○○○(騎手名)」といったセリフを聞くことが多い。これまでの騎手から、より上手な騎手に変わることを「鞍上強化」と表現する。競馬の世界では「馬7:騎手3」とされる説があり、鞍上(騎手)によって競走馬が全力を出しきれるかどうかが変わるとされている。なお、騎手が馬の足を引っ張ってしまうこともあり、競馬で着順を予想して勝馬投票券を購入する際には、鞍上は重要な要素である。また、単純に馬上を表す言葉として「鞍上」が使われることもある。

育成牧場

育成牧場(イクセイボクジョウ)

馬が競走馬になるための基礎的な訓練や調教を行なう牧場のこと。競走馬の誕生と成長は「生産」「育成」「競争」の3段階に分類されており、それぞれ「生産牧場」「育成牧場」「トレーニング・センター及び競馬場」が活動の中心となる。大型の牧場であれば、生産と育成をかねている例も多い。また、競走馬としてデビューした馬を休養の意味で一定期間育成牧場に送り、のんびりさせるケースもある。「育成」の段階といっても、離乳や体の成長を待つのは生産牧場で行なわれることが多く、一般的に生育牧場と言えば、入厩(厩舎の馬房へ収容されること)前までの基礎的な生育が行なわれる場所である。競走馬としての基礎的な体力や、躾を形成することが育成牧場の主な目的となる。

一完歩

一完歩(イチカンポ)

4足歩行動物の歩幅のことを指す言葉。なお、人間を含む2足歩行動物の歩幅は「一歩(いっぽ)」と呼ぶ。競馬においては、競走馬の歩幅のことを指し、レース中の一完歩は7〜8mと言われている。一完歩で世界記録を持っているのはアメリカの伝説的名馬「Man O’ War(マンノウォー)」で、一完歩で28フィート(9m弱)を駆け抜けたと記録されている。左右どちらかの前脚を基準に測り、同じ脚が地を蹴るタイミングで一完歩、二完歩と計測する。1ハロン(200m)において歩数を数え、調子の良さを見極める際に用いられる。調子が良ければ一完歩の距離は大きくなり、1ハロンを走る間の完歩数は少なくなる。なお、サラブレッド種の場合は1ハロンあたり30歩弱、アラブ種の場合は30歩強あたりが平均値とされている。

逸走

逸走(イッソウ)

本来走るべきコースから大きく逸れて走ってしまうこと。レース中にコース外へ逸走してしまった場合は、逸走した地点まで引き返して再び走りださないとならないため大きなタイムロスとなる。また、逸走してしまった競走馬は一定期間出走を停止されてしまい、停止期間満了後に再審査を受けなければ出走することができない。本来は、騎手がコントロールしているため逸走するはずがなく、逸走してしまった場合は人間との意思の疎通に大きな問題があるか、騎手のミスが原因だとされる。なお、過去に日本で行なわれたレースでは、逸走しても戦線に復帰し2着に入った例がある。また、アメリカではレース中に2度も逸走したにもかかわらず、猛烈に追い上げて1着の馬とハナ差で2着に入賞した例がある。

一杯

一杯(イッパイ)

競走馬の脚色を表現する言葉で、全力または限界であることを示す。レース中に用いられる場合は、人間でいう「いっぱい、いっぱい」と同様の表現であり、余力を出しきってバテてしまい、失速している様を「一杯」と表現する。競馬中継などでは、実況アナウンサーにより「○○(馬の名前)は最終コースでもう一杯か」などと表現される。すべてを出しきった状態であることから「一杯」であることを「お釣りがない」と表現する場合もある。一方、調教のシーンで「一杯」が使われる場合は、全力で走ったことを示す。レース後半さながらにムチを打ち全力で走りこんだことを表しており、ペースを馬に任せて走る「馬なり」よりも、速いペースで走ったことを「一杯」または「一杯に追う」と表現する。

一般競争

一般競争(イッパンキョウソウ)

競馬で行なわれるレースの種類で、特別競走以外のレースを総称して「一般競争」または「一般レース」と呼ぶ。「平戦場」と呼ぶこともある。一般条件戦(サラ系3歳以上○万円以下など)や、新馬、未勝利などがこれに該当する。レースの名前に「GⅠ〜GⅢ」と付いている重賞レースや、「○○特別」「○○ステークス」「○○賞」と付けられているものは「特別競走」または「特別レース」に該当するため、こうしたレースが付けられていないレースを「一般競争」と呼ぶ。競馬開催日には、特別レースよりも早い時間から行なわれることが多く、また出走馬の情報が少ないこともあり、勝馬投票券のオッズは荒れ気味となる。予想が難しい反面、穴党には魅力的なレースとして見られることが多い。

いれ込む

いれ込む(イレコム)

競走馬が興奮している状態を指す言葉。「入れ込む」「イレ込む」「焦れ込む」などの表記が用いられ、「じれる」と言われることもある。パドックなどで馬の状態を観察する際や、スタート前でゲートに収まった際に用いられる。落ち着かない様子で暴れたり、ひどく発汗していたり、口から泡を出したりするなどの状態が見られる。興奮している段階で体力を消耗してしまうため、レース本番で能力を出しきれないケースが多いとされ、残念な状態としてこの表現が用いられる。しかし、競走馬によっては、ある程度興奮しているぐらいのほうが好成績を収める場合もあり、闘争本能が燃え上がっている状態と紙一重の状態であるとも言える。いれ込みが激しい馬を特に「イレッポ」と呼ぶこともある。

インブリード

インブリード(インブリード)

競走馬の血統を解説する際に用いられる言葉。血統表で5代前までに同一の祖先が重複している配合(つまり近親交配)のことを「インブリード」と呼ぶ。同様の意味として「クロス」または「クロスブリード」が用いられることがある。なお、インブリードがない競走馬を特に「アウトブリード」と呼ぶ。インブリードの程度を示す場合は「○○(馬の名前)の3×4」などと表現され、この場合は3代目と4代目の祖先に同じ馬がいることを示す。意図的にこうした配合が行なわれており、共通祖先と同様の能力(優れた成績を収めた馬が選ばれる)を持って生まれることを狙っているが、近親交配であるため極端に体が弱い馬が生まれてしまう危険性が高まる。そのため、共通祖先は近すぎては危険だとされている。

ウィナーズサークル

ウィナーズサークル(ウィナーズサークル)

中央競馬が開催される競馬場に設けられた優勝馬表彰区画を特に「ウィナーズサークル」と呼ぶ。なお、地方競馬などでは「賞典台」と呼ばれる。特別レースや重賞レースで優勝した馬と騎手、オーナーや厩務関係者が集められ、ここで表彰されインタビューなどが行なわれる。優勝馬やその関係者を、観客が身近に感じられるよう誕生した施設で、ヨーロッパで発祥し、日本へは1983年(昭和58年)に札幌競馬場から設置が始まった。スタンド前の走路に面した部分に設けられていることが多い。なおウィナーズサークルが設置される前は、スタンド内で表彰が行なわれていた。日本の競馬会では「ウィナーズサークル」という名が付けられた競走馬(第56回東京優駿優勝馬)も知られている。

WINS

WINS(ウィンズ)

JRAが設置している場外勝馬投票券発売所の愛称。「WINing Spot」と「Weekend IN Spot」の2つの意味から、1987年(昭和62年)4月に命名された。「場外馬券売り場」「場外」などと呼ばれることもある。WINSは、全国各地に設置されており、競馬場に足を運ばなくても勝馬投票券を購入できる。またJRAの競馬場で、競馬が開催されていない日に中央競馬の勝馬投票券を販売する場合は「パークウインズ」と呼んでいる。なお、類似した施設として、地方競馬の施設で中央競馬の勝馬投票券を販売している場合は「J-PLACE」と呼ぶ。WINSとJ-PLACEに互換性はないため、WINSで購入した勝馬投票券の払い戻しはWINSでなければ行なえず、J-PLACEで購入した場合も同様にJ-PLACEでしか払い戻しは行なえない。

ウッドチップ

ウッドチップ(ウッドチップ)

調教のコースで用いられる木片のことで、これが敷き詰められたコースを「ウッドチップ・コース」と呼ぶ。ダートコース(土や砂で形成されたコース)と比較してクッション性が高く、競走馬の脚にかかる負担が少ない。また凍結しにくく水はけが良いなど管理しやすい特徴がある。競走馬の脚にかかる負担が少ないと言っても、実際には骨に対する負担が少ない一方、筋肉に対する負担はダートコースよりも大きいとされる。そのため、ダートコースでは鍛えることができない筋肉を鍛えることができるとされており、重要なトレーニング馬場として見られている。調教が行なわれるトレーニング・センターと、一部の競馬場にはウッドチップ・コースが設置されている。

馬インフルエンザ

馬インフルエンザ(ウマインフルエンザ)

競走馬がかかる疾病のひとつ。人間のインフルエンザなどと同様に伝染性疾病であり「馬流行性感冒」「馬流感」と表現されることもある。症状も人間と同様に、発熱や咳、鼻水など。日本で初めて馬インフルエンザが発生したのは1971年(昭和46年)の乗馬クラブから。やがて競馬場でも馬インフルエンザの感染が発見され、同年の地方競馬では休止や日程の大幅な変更が行なわれた。中央競馬でも有馬記念に出走予定だった数馬が馬インフルエンザにより出走を取りやめるなど大きな影響が生じ、1972年(昭和47年)には感染がピークに達し、上半期のレース開催日程は大幅に変更された。それまで日本では、馬インフルエンザが発見されていなかったため、ワクチンの流通が遅れたとされている。現在は年に2回、馬インフルエンザのワクチン接種が実施されている。

馬単

馬単(ウマタン)

勝馬投票券の購入方法のひとつ。「馬番号二連勝単式勝馬投票法」が正式名称。1着と2着になる馬を番号で指定し、着順通りに的中させる「連勝単式」が特徴。なお1・2着が逆(これを「ウラ目)と呼ぶ)でも当選となる場合は「連勝複式」であり、「馬連」と呼ばれる。連勝単式は連勝複式と比較して的中が難しい反面、配当金は高くなる。JRAでは、1969年(昭和44年)に馬単の販売を終了したが、2002年(平成14年)から再び販売を開始している。同様に勝馬投票券の購入方法として「三連単」であれば、上位3着を順番通りに的中させることを目指す。この正式名称は「馬番号三連勝単式勝馬投票法」。「馬単」に対する「馬連」のように、順位を問わない「三連複」という購入方法もある。

馬っ気

馬っ気(ウマッケ)

牡馬が発情していることを「馬っ気」と呼ぶ。種牡馬が種付けの際に馬っ気を出しているならば望ましい状態だが、これからレースに臨もうという競走馬が馬っ気を出している場合は、集中力を欠いている状態を示しており、能力を出しきることが難しいとされている。馬っ気を抑えるために、関係者が競走馬に水をかけることがある。パドックなどで前方に牝馬がいる場合、それを見た牡馬が馬っ気を出すことがある。馬っ気の判断は、生殖器の状態でされる。また、パドックで馬っ気を出していても、レース本番が始まる頃には落ち着いていることも多い。レース経験豊富な古馬の場合は、その多くが突発的に馬っ気を出すことは少ないが例外もいる。なお同様に、牝馬が発情している場合は「フケ」と呼ぶ。

馬なり

馬なり(ウマナリ)

競走馬の走り具合の表現方法として、レースや調教の場面において脚色を表現するときに用いられる言葉。ペースを馬に任せた状態で走ることを指し、一般的には余裕のある走り方を指す。ただし、「馬なり」のつもりでも馬の性格や機嫌によっては全力疾走していることもある(全力疾走であれば本来は「一杯」と呼ぶ)。騎手が手綱やムチを扱わず、ただ乗っている状態で走ることから「持ったまま(手綱やムチを持っているだけで使っていない)」とも表現される。レース展開で圧倒的に強い競走馬が、全力を出しきらずに勝利した場合などに「持ったままだった」などと表現される。競馬新聞の調教欄で「馬なり」と表記されている場合は、比較的軽めの調教を行なったことを示している。「馬なり」「強め」「一杯」の順番で調教の激しさが表現される。

馬番

馬番(ウマバン)

出走する競争馬1頭ずつに付けられる番号のこと。勝馬投票券の購入時は、この馬番または枠番で指定して購入する。競走馬には馬番を示すゼッケンが装着され、レース中に判断ができるようになっている。なお、レースあたりの最低頭数は5頭と定められており、5頭であれば1〜5番が各馬に割り当てられる。最高頭数は18頭であり、その場合は1〜18番が割り当てられる。重賞レースなど大きなレースである程、出場頭数が多くなり勝馬投票券購入時の予想は困難になる。スタートのゲートでは、コースの内側から順番に若い順番が割り当てられる。基本的には内側のほうが走行距離を少なくて済むため有利だとされているが、レース展開によっては早々に先頭を塞がれてしまい不利になることもある。

馬連

馬連(ウマレン)

勝馬投票券の購入方法のひとつ。「普通馬番号二連勝複式勝馬投票法」が正式名称。1着と2着になる馬を番号で指定し、順不同で的中させる「連勝複式」が特徴で、最もポピュラーな購入方法と言われている。なお、1・2着を着順通りに当選させる必要がある場合は「連勝単式」であり、「馬単」と呼ばれる。連勝複式は、連勝単式と比較して的中しやすい反面、配当金は安くなる。「馬単」の正式名称が「馬番号二連勝単式〜」であるのに対し、「馬連」の正式名称には「普通〜」が添えられる。地方競馬の場合は同じ購入方法を「普通馬複」と表現することもある。JRAでは1991年(平成3年)から販売を開始している。同様に勝馬投票券の購入方法として「三連複」であれば、上位3着を順不同で的中させることを目指す。この正式名称は「馬番号三連勝複式勝馬投票法」。

運動器病

運動器病(ウンドウキビョウ)

競走馬が罹る病気のひとつ。馬の場合は、運動に必要な部位である骨、腱、関節、蹄(ひづめ)、筋肉などの病気を総称して「運動器病」と呼ぶ。人間の病気でも同じ言葉が用いられるが、蹄の点で異なると言える。走ることを運命づけられている競走馬の場合は、運動器病は深刻な病気であるのと同時に発生しやすい病気でもある。競走馬がかかる病気のうち55%前後が運動器病だと言われている。少しでも速いスピードでレースに勝利するために、競走馬の体、特に脚には大きな負担がかかっている。なお、運動器病が発病した場合は、ただちに治療を行ない完治させる必要があり、気付かなかったり無理をさせたりといった場合には、症状が悪化する上、他の運動器病が併発することもある。

エビ

エビ(エビ)

競走馬が罹る病気のひとつ。運動器病の一種であり、屈腱炎の俗称。「エビハラ」と呼ばれることもある。屈腱(上腕骨と肘節骨を繋ぐ腱)がエビの腹のように腫れることからこう呼ばれるようになった。競走馬の脚、特に前脚に発症しやすく、走行中に大きな負担がかかった場合や、不自然な姿勢、打撲などにより屈腱に強い刺激があった場合に腱繊維が一部断裂してしまい発症すると推測されているが、明確な原因は不明とされている。治癒までに数ヵ月から数年を要する上、再発しやすい病気でもある。このため「競走馬にとってのガン」や「不治の病」などと表現されることもある。馬の命にかかわる病気ではないが、競走馬としては引退の原因になることが多い。

オーナー・ブリーダー

オーナー・ブリーダー(オーナー・ブリーダー)

オーナー(馬主)であり、ブリーダー(生産者)でもある人のことを特にこう呼ぶ。競走馬は、生産牧場で誕生するが、その生産牧場の経営主がそのまま馬主になった場合に、その経営者個人(またはその親族・関係者)を指して「オーナー・ブリーダー」と呼ぶ。競走馬を購入して馬主になる場合は、競りなどに参加し高額な価格で購入する必要がある。オーナー・ブリーダーであれば生産牧場で誕生した見込みのある競走馬を、他人に販売せず(競りに参加させず)に馬主になることができるため、比較的割安に馬主になることができる。なお、JRAでは馬主として(一口馬主を除く)登録する条件を設定しており、一定以上の収入や一定額相当以上の資産、前科などが審査される。

オープン

オープン(オープン)

「オープン馬」として競走馬のグループを表現する際に用いられる言葉。競走馬は、それまでに参加したレースで勝利するたびに獲得した賞金(競馬の世界では「収得賞金」と呼ぶ)の累計でクラス分けがされており、「オープン馬」とは最高条件を満たした最上位クラスに所属する馬のことを指す。「オープン競争(レース)」と表現される場合は、「このレースにはクラスを問わずすべての競走馬が参加できる」ことを示す。しかし、こうしたレースにはオープン馬が参加するため、つまり収得賞金の多い強豪馬が参加することと同じである。結果として、収得賞金が少ない弱い馬は参加を避けることになる。近年では、オープン競争であっても「未勝利馬を除く」などの条件が付けられることが多く、文字通りの「オープン」ではないのが現状である。

追い

追い(オイ)

競馬の世界では、複数の使われ方をする言葉。「追い」または「追う」と表現する場合は2種類の意味がある。ひとつは馬を走らせて調教することであり、もうひとつはレース中にスピードを上げようとすることである。レース中に騎手が馬の後頭部を歩調に合わせてリズミカルに押すことを特に「追う」「追っている」と呼ぶ。「追い」の場合は「追い運動」と使う例が多く、馬の育成を目的とした運動のことを指す。主に、離乳したあとの初期段階で行なわれる運動のひとつで、馬場で集団的に馬を走らせる運動のことを「追い運動」と呼ぶ。「追い切り」と表現する場合は、レース直前に行なわれる仕上げの調教のことを言う。追い切りが行なわれる日のことを「追い日」と呼ぶこともあり、競馬新聞などでは追い日のタイムや調子が有力な情報として扱われる。「追い込み」と表現する場合は、レースでの戦術として用いられる。序盤は隊列の後方に位置し、後半から先行馬に迫るタイプの走り方を「追い込み」と呼ぶ。

応援馬券

応援馬券(オウエンバケン)

勝馬投票券の購入方法のひとつ。特定の馬を指定し、その馬の単勝式と複勝式の馬券をセットで同額購入した馬券のことを指す。購入した馬券には馬の名前と「がんばれ」の文字がプリントされることから、「がんばれ馬券」または「記念馬券(馬券自体が記念品になる)」と呼ばれることもある。単勝や複勝を購入できる投票カードで「単+複」の欄をマークして購入すると、応援馬券が購入できる。JRAでは2006年(平成18年)から販売を開始している。単勝式、及び複勝式の勝馬投票券であるため、その馬が1着だった場合はもちろん、3着まで(出馬数が8頭以上だった場合、5〜7頭だった場合は2着まで)に入賞すれば的中となる。的中のしやすさから、オッズは低めに設定され、配当金は低額になりやすい。

抑える

抑える(オサエル)

競走馬のスピードを抑えるために、騎手が行なう減速コントロールのことを指す言葉。騎手が手綱を絞ることで、馬の行きたがる気持ちが抑えられ減速される。騎手のテクニックや競争馬との相性、競争馬の性格により成功・不成功が左右され、下手に抑えることで競走馬のやる気を削いだり、機嫌を悪くしたりすることもある。なお、騎手が抑えようとして手綱を絞ったものの、それに競走馬が反発し、速度が抑えられずスピードが上がってしまう場合は「かかる」「掛かる」と呼ぶ。集団で走る競馬の場合、周りのペースに乱されてレース序盤から速度が上がってしまい、早々に一杯(バテて疲れてしまう状態)になってしまうことがある。それを避け、力をセーブしてレース後半で順位を上げることを目的として使われることが多いテクニックである。

お手馬

お手馬(オテウマ)

騎手と競走馬の関係を示す言葉のひとつ。騎手にとってよく知っている馬を「お手馬」と呼ぶ。競走馬に騎手が乗るのは、基本的には調教時とレース時である。調教時もレース時も、同じ騎手が頻繁に乗っている競走馬の場合は、騎手がその競走馬の性格やクセなどを熟知していることから、扱いに長けていることにもなる。つまり馬の能力を出しきることができるだろうと期待される。優秀な成績を重ねている人気騎手の場合は、必然と騎乗依頼が殺到することになり、特定の競走馬に乗り続けることが難しくなる。技術に長けた騎手よりも、相性の良い騎手のほうが優秀な成績を収めることも多い。なお、関連した表現として「お手馬手綱いらず」という言葉がある。しかし、猛スピードで走る競走馬の場合は「手綱いらず」というわけにはいかない。

折り合い

折り合い(オリアイ)

騎手と競走馬の関係を示す言葉のひとつ。競走馬が騎手の指示にしたがっており、制御できている状態を「折り合う」「折り合いが付く」「折れ合い」と呼ぶ。折り合いが付いている状態を「人馬一体」「鞍上人なく鞍下馬なし(人と馬がそれぞれ自分だけで走っているようだ)」と表現することがある。なお、逆に騎手の指示に競走馬がしたがっていない状態のことを「折り合いが付かない」「折り合わない」「折り合いを欠いている」と呼ぶ。騎手がスピードを抑えようとしているのにもかかわらず、競走馬がその指示にしたがわず速度を上げている場合などは「かかる」などと呼ぶ。優れた騎手は、競走馬と折り合いを付ける技術が高いとされている。人間同士の関係でも同様に「折り合い」が用いられる。

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