競馬用語辞典
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エビ
えび競走馬が罹る病気のひとつ。運動器病の一種であり、屈腱炎の俗称。「エビハラ」と呼ばれることもある。屈腱(上腕骨と肘節骨を繋ぐ腱)がエビの腹のように腫れることからこう呼ばれるようになった。競走馬の脚、特に前脚に発症しやすく、走行中に大きな負担がかかった場合や、不自然な姿勢、打撲などにより屈腱に強い刺激があった場合に腱繊維が一部断裂してしまい発症すると推測されているが、明確な原因は不明とされている。治癒までに数ヵ月から数年を要する上、再発しやすい病気でもある。このため「競走馬にとってのガン」や「不治の病」などと表現されることもある。馬の命にかかわる病気ではないが、競走馬としては引退の原因になることが多い。
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