競馬用語辞典
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シャドーロール
しゃどーろーる競走馬が身に付ける馬具のひとつ。競走馬の目と鼻の間に巻かれる太いモール状の馬具で、競走馬の視界を制限している。羊毛などでできているものがほとんど。競走馬によっては、足元に意識を集中させすぎる性格の馬がいる。自分の前脚の動きに驚いたり、地面の影や模様などで驚いたりしてしまうため、シャドーロールで見えないようにしている。また、鼻先(頭)を上げがちな競走馬に対しても用いられる。シャドーロールをしていると下側が見えなくなるため、競走馬は自然と鼻先を下げるようになる。これにより、前方に視界を集中させる働きがある。シャドーロールを装着している様子は目立つため、競走馬の個性のひとつのように呼ばれることもある。1994年(平成6年)にクラシック三冠馬に輝いた名馬、ナリタブライアンは「シャドーロールの怪物」とも呼ばれていた。
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