毛色限定レース
川崎競馬場は1949年に開設され1950年から競馬が開催されました。
浦和競馬場、船橋競馬場、大井競馬場と共に南関東公営競馬を構成しています。
「カツマルくん」というキャラクターがいて競走馬に騎手の勝負服を着ている可愛らしいマスコットキャラクターがいます。
川崎競馬場の場内食堂はとても豊富な種類が揃っており川崎競馬場名物と言われているタンメンや辛口焼きそばの他に手作りのコロッケやチキンフライも大人気です。
スタンド内には中華料理やそば、カツ、もつ煮込みも並んでおりバラエティの広さは公営競馬でも有数です。
川崎競馬場のレースには競走馬の毛色限定競走が実施されています。
牝馬限定や産馬限定レース等は地方や中央競馬で開催されているのですが毛色限定はあまり聞いたことがありませんでした。
年末に芦毛(グレー色)・白毛馬限定競走のホワイトクリスマス賞やホワイトホース賞、青毛・青鹿毛・黒鹿毛の競走馬限定のくろうま賞、栗毛・栃栗毛限定のゴールデンホース賞が行われています。
またレースによっては抽選で入場者に粗品がプレゼントされたことがあります。
この川崎競馬場ではGⅠレースは2レース、GⅡレースも2レース、GⅢレースが1レース開催されます。
ここで記載したレースはあくまで中央競馬との交流重賞だけです。
GⅠレースは1月に開催される川崎記念です。
ダートコース、距離は2100mで実施されます。
このレースは一年で一番早く開催されるGⅠレースです。
過去の優勝場にはカネヒキリ、ヴァーミリアン、タイムパラドックスや中央競馬でも有名な競走馬が名を連ねています。
地方競馬所属の競走馬も優勝はあり、地元馬ではインテリパワーやエスプリシ-ズ、船橋競馬所属ではアブクマポーロ、フリオーソ、カジノフォンテン等中央競馬の競走馬とも互角に戦った競走馬が名を連ねています。
二つ目のGⅠレースは年末に開催される全日本2歳優駿です。
ダートコース、距離は1600m、2歳馬限定で行われるレースです。
過去の優勝馬にはアグネスデジタルやアグネスワールド先述したフリオーソ等このレースを優勝しその後も活躍する登竜門レースとなっています。