北陸唯一の競馬場
金沢競馬場は北陸で唯一の競馬場で低い気温になることから1月から3月までは開催されていません。
1931年に開設され、1973年に現在の場所に移転しました。
金沢競馬場では中央競馬との交流重賞が一つあります。
10月に開催される「白山大賞典」です。
GⅢレース、ダートコースで2100mで行われます。
過去の優勝馬にはスマートファルコンやケイティブレイブやインカンテーション、マスターフェンサー等が名を連ねています。
また金沢競馬場では2013年と2021年にジャパンブリーディングファームズカップ(JBC)競争が施行されておりGⅠレースが金沢競馬場で開催されました。
開催されたレースをご紹介させていただきます。
1つ目はJBCレディスクラシックで距離が1500mで牝馬限定レースとなっています。
2つ目がJBCスプリントで距離が1400mで開催されました。
3つ目がJBCクラシックで距離が2100mで開催されました。
上記のレースは競馬場ごとに施行される距離が異なっており金沢競馬場では先述の距離で施行されました。
このJBC競争は中央競馬所属の競走馬と地方所属の競走馬が集まりダートコースで行われる様々な距離の王者を決める面白いレースとなっています。
2013年に開催されたJBC競争は3レースとも中央競馬所属が優勝を飾り、2021年に開催されたレースではJBCレディスクラシック、JBCスプリントどちらとも中央競馬所属の競走馬がレコードタイムを記録し圧勝していました。
ですがJBCクラシックでは船橋競馬所属のミューチャリーという競走馬が勝利しその時に騎乗した騎手が地元金沢競馬の吉原寛人騎手でした。
JBCクラシックで地方競馬所属の騎手が勝利したことも史上初の記録となり地元騎手が中央の騎手と互角に渡り合える日がとても嬉しかったです。
これから先、中央競馬と渡り合える競走馬や騎手が誕生することを楽しみにしています。
そしてもっともっと金沢競馬が盛り上がることを楽しみにしています。